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AKB48

  アイドルグループ「AKB48」の高橋みなみが、ついに25歳の誕生日にあたる4月8日の卒業公演をもってグループを卒業する。
  結成当時の1期生にして、初代総監督としてAKB48グループを牽引してきたたかみなに、「AKB48」の人気の秘密やグループの未来について語ってもらった――。

  05年10月に開催された「AKB48 オープニングメンバーオーディション」に合格し、「AKB48」の1期生としてデビューした高橋。
  今年3月27日に横浜スタジアムで開催される卒業コンサート、4月8日の卒業公演をもってグループを卒業するわけだが、卒業まで残り1ヵ月を切った現在の心境を聞いてみると、「まだピンと来ていないですね」とハニカむ。

  先月24日には“写真版卒業文集”でもあるフォトブック「たかみな撮! AKB48卒業フォト日記『写りな、写りな』」をリリースした。
  数ある写真の中でも、同じ1期生の小嶋陽菜と行った沖縄旅行の写真がとくにお気に入りというが、「仕事終わりに他のメンバーと食事に行くことはありますけど、時間がないので、旅行はほぼ行ったことがなくて。あれは完全なプライベートで日帰りだったのですが、ただ遊びに行って、本当に何もしなかったのですが…」と笑顔で振り返る。
  卒業を前に苦楽を共にし、切磋琢磨し合ってきた盟友と、ほんの1日でも南の島で多忙な日常を忘れてただただ無邪気に自然な時間を共有できたことは、きっとかけがえのない貴重な思い出の一つとなったのだろう。

たかみな1

  高橋は、AKB48グループ総監督として、文字どおり自身の青春を賭し、とてつもないプレッシャーと日々戦いながらAKB48グループを支え続けてきた。
 
  先月には、“後継者”とも言うべき、現AKB48グループ総監督の横山由依がキャプテンを務める「チームA」が約5年ぶりの新公演「M.T.に捧ぐ」をスタートさせた。   初日公演を客席から観覧した際には目に涙を浮かべていた高橋だが、「5年6ヵ月ぶりの新公演だったのですが素晴らしい、新しい改革的な公演でした。劇場公演というよりはショーを観ているようで、10年目にして(「AKB48」)のまた新しい可能性を見させて頂いた気持ちになりました」と感慨深げに後輩たちの初日のステージを回顧する。

  先月16~28日にはAKB48劇場で自身プロデュースを手掛ける特別公演を行ったが、その一つの「いちごちゃんず公演」では、向井地美音や谷口めぐなどの15期生との劇場公演での共演を自ら買って出た。
  その行動には何ともたかみならしい「AKB48」への愛情、責任感を感じたが、「『AKB48の未来』は見えた?」と質問をぶつけてみると、「そうですね、すごく可愛がっているコたちなので。若いコたちと一緒に劇場公演をやる機会はあまりないし、だからこそやりたいという気持ちでやったので、すごく楽しかったですね。純粋に楽しんでいました」と優しく微笑む。

たかみな3

  昨年10周年を迎えた「AKB48」だが、その道のりはけっして平坦なものではなかった。
  05年12月に東京・秋葉原のAKB48劇場で行われたデビュー公演の観客はわずか7人。07年には「NHK紅白歌合戦」に初出場するも、中川翔子、リア・ディゾンとともに3組セットでの“アキバ枠”での出場だった。
  そんな「AKB48」も10年が経った今、“国民的アイドルグループ”として定着し、シングル曲はミリオンヒットを連発、コンサートでは数万人を動員し、昨年大みそかの「紅白」では歌手別最高視聴率を記録する存在となった。
  「紅白」では、高橋の卒業を祝福すべく、かつての仲間で卒業生の前田敦子、大島優子がサプライズで出演したが、「うれしいですよね。やはり『紅白』の舞台であんなサプライズをしてもらえるなんて、ただただ有難いなという気持ちです」。

  前田や大島とは今月9日に発売された「AKB48」の10周年記念シングル『君はメロディー』でも共演しているが、「卒業後も普通に会っているので、特にという感情、新鮮味はなくて、ただワチャワチャしていたくらいなのですが…」と明かすが、仲間との絆はグループを離れてもけっして色あせないことの表れだろう。
 
  同シングルでは、AKB48グループの“次世代エース”の呼び声も高い「HKT48」の宮脇咲良がセンターを務めている。
  そのことには、「普通にうれしいですね。頑張っているコですし、センターがとても似合う。10周年記念というと大事なシングルになると思うんですけど、そういうプレッシャーの中で、すごくキラキラしている彼女を見ると、すごく素敵だなと思います」とエールを送る。

  そんな 「AKB48」を最前線で支え続けて来た高橋に対し、卒業を直前にしたこのタイミングで、あえて率直に聞きたいことがあった。
  それは、「AKB48」の最大の魅力、何故10年以上にわたってグループを継続できたのかということだ。

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