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  「味噌汁」といえば、日本人の食卓には欠かせない料理の一つ。
  体調がすぐれない時や二日酔いの時にも食べやすく、具材を変えることでバリエーションも楽しめて飽きずに食べることができます。

  そんな「味噌汁」には元気とキレイの源がいっぱい含まれています。

  お隣の国の韓国の人たちは、「キムチを食べることで肌がツルツルになる」なんて話をよくしていますが、発酵食品である「キムチ」には「乳酸菌」などの「善玉菌」や「酵素」が豊富に含まれていて、腸内バランスを正常にします。

  腸をキレイにすることは、美肌のためにとても大切なことです。
  日本人が好む「味噌汁」も同じく発酵食品なのです。
  「味噌汁」には、「酵素」や「乳酸菌」がたくさん含まれており、日本人にとっては「味噌汁」の方が「キムチ」よりも昔から慣れ親しんでいますし、日本人の腸にも合うようです。

  「味噌」は、発酵過程で「酵素」や「乳酸菌」などの微生物の働きにより、消化されやすい形に分解されます。
  「味噌」に含まれる乳酸菌などの「善玉菌」は、有害物質を体外に送り出してくれるのです。

  また、「味噌」に含まれる「ビタミンE」や「ダイゼニン」、「サポニン」、「褐色色素」などには体内の酸化を防止する作用もあり、「ビタミンB群」にはノドの粘膜を守る作用があるとされています。
  脳の新陳代謝促進に必要な「たんぱく質」や「ビタミン」、神経伝達に必要な「レシチン」も豊富なんです。

  さらに、「お味噌汁」には細胞のガン化を招く放射性物質を除去する効果も認められています。
  1986年にロシア(※旧ソ連)で起きたチェルノブイリ原発事故の際には、それまで月に2~3トンだった味噌の輸出量が、事故直後の数ヵ月間は14トンにまで膨れあがったそうです。

  ちなみに、江戸時代には、タバコのヤニで詰まったキセルの掃除に「味噌汁」が役立ったと言われています。
  ヤニで詰まったキセルに、煮立った「味噌汁」を流し込むとキレイにヤニがとれたとか。
   「お湯」ではこのようにキレイにはなりません。
  そのため、「味噌」にはタバコの害から体を守る作用があると言い伝えられてきました。

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