• このエントリーをはてなブックマークに追加

0003

  ボーカル・グループのGReeeeNの人気シングル曲『キセキ』が、松坂桃李、菅田将暉のW主演で「キセキ-あの日のソビト-」として映画化され、来春に公開されることが分かった。

   同曲は、歯科医師とアーティストを両立する顔出し一切無しの異色のボーカル・グループのGReeeeNの代表曲。
  2008年5月28日に発売されると、その真っ直ぐな歌詞と心地よいメロディーで人気を集めて、ギネスに「日本で最も売れたダウンロード・シングル」として認定されるヒットを飾った。

  そんな同曲の誕生までの“軌跡”と“奇跡”を描きだす輝石の物語が、松坂、菅田のW主演で映画化されることになった。
  今作で描かれるのは、『キセキ』の誕生のバックボーンとなる兄弟の物語。
  同曲を含むGReeeeNの楽曲すべてのプロデュースをを手掛けるJIN(ジン)と、じつの弟でGReeeeNのリーダーのHIDE(ヒデ)が、家族、そして仲間との衝突を経て、自分の進むべき道を切り開いていく姿を描き出した、実話を基にしたストーリーという。

  兄のJINを松坂が、弟のHIDEを菅田が、それぞれ演じるが、2人は「王様とボク」、「麒麟の翼 〜劇場版・新参者〜」、「ピース オブ ケイク」以来4度目の顔合わせとなるが、初の兄弟役、初のW主演となる。

  また、監督は「海街diary」、「そして父になる」など多くの是枝裕和監督作品の助監督を務めた兼重淳氏。
  脚本は「秘密」でシッチェス・カタロニア国際映画祭最優秀脚本賞を受賞、その後も精力的に映画脚本を手掛ける斉藤ひろし氏が担当し、厳しい父親のもとで、音楽への道を志す兄弟の姿を描き出す。

  松坂は、「最初この映画は名曲『キセキ』に関わる人たち、兄弟や家族・仲間の物語だとうかがい、どう映画化するのか上手くイメージができませんでした。ですが、実際にJINさん、HIDEさんにお会いしてみたらものすごく魅力的で、お二人から出てくるエピソードのどれもが本当に興味深くて、感動もあり、なるほどこれはきっと面白い物語になるだろうと理解しました」。

  続けて、「人を惹きつけ、運気を上げてくれそうな“パワースポット”のようなJINさん、そんな魅力的で、かつ実態が明かされていない実在の人物を演じることに責任を感じますが、兄弟お二人の分かり合っている雰囲気や空気感をしっかり表現して、兄弟の関係性や家族の形、GReeeeNがデビューするまでの仲間たちに対する二人の思いを、丁寧に作品に乗せていきたいと思います」と意気込みを語る。

  さらに、「JINさんはGReeeeNのプロデューサーですが、彼の昔のバンド時代も描かれているので、僕にも歌うシーンがあります。役としてしっかり歌うのは初めてで苦戦していますが、JINさんからも『楽しんでやってください』と言って頂いて、心強く思っています」とコメントしている。

  一方、菅田は「GReeeeNさんは素顔を公表していないので、その実態は知られていないけど、曲は誰しも知っていると思います。そんなグループのメンバー役を演じさせて頂くことは、今生きている実在の人物を演じるうえでも、僕にとって異色の経験になるなと思いました」。

  そのうえで、「僕と桃李君が演じることによって、GReeeeNさんの学生時代や結成当時の様子を世の中に伝える役目を担えるというワクワク感があります。この時代に歯医者とミュージシャンを両立させるなんて、本当にあり得るのかなと思っていましたが、何故、どうやってその形になっていったのか、そこにはどんな家族や仲間がいて、どんな“キセキ”があって今こうなっているのかという経緯がすごく面白かったので、それを映画で表現するのが楽しみです」と意気込む。

  そして、「GReeeeNさんの曲は決して単純ではないのに歌詞はストレートだったり、かなり入り組んだ構造になっているので歌うのはすごく難しいですが、理論的なところから音楽を勉強させて頂き役作りをしています」と話している。

©彦坂栄治
©渞忠之

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
関連記事