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  慢性心不全のため5月5日に他界した作曲家で世界的シンセサイザーアーティストの冨田勲さん(享年84)の追悼特集が今月24日にテレビ朝日「題名のない音楽会」で放送され、初音ミクが特別出演することが分かった。

  番組では、長年にわたり冨田さんと親交のあった指揮者の藤岡幸夫氏を迎え、冨田さんの遺した数多くの名曲の中から、NHK「きょうの料理」や大河ドラマ「勝海舟」、「新日本紀行」のテーマ曲、手塚治虫のアニメ「リボンの騎士」のテーマ曲など、選りすぐりの代表曲がオーケストラによって演奏される。

  さらに、番組後半では晩年の冨田さんが最も力を入れていた、コラボレーション曲が演奏され、2012年に初演された初音ミクをソリストに迎えたオーケストラ作品「イーハトーヴ交響曲」の特別バージョンも披露されるという。

  今回は、これまでのスクリーン投射ではなく、テレビ放送初の試みとして初音ミクとオーケストラとの共演にARマーカーを用いた画期的システムを導入。
  マーカーから位置、角度、レンズ情報を取得し、リアルタイムでCGカメラに反映させるAR技術を、厳しい条件下でテレビ品質に応えさせているとか。

  今回のチャレンジについて、クリプトン・フューチャー・メディアは「イーハトーヴ交響曲の初演以降、進化を続けているリアルタイム3DCGコントロールシステム[R3]を、さらに応用、展開させ、常用外のテクニックを組み合せることにより、特別な装置を必要とせず、テレビカメラ実写映像のみから、CG合成を実現させる新しい映像合成技術“放送収録ARシステム”の開発に成功しました」と語っている。

  放送では、ステージ内のあちこちにマーカーが配されており、初音ミクは通常のソリストと同様にステージ袖からやってきて指揮者のかたわらで歌い踊り、さらには指揮者とコミュニケーションをとるさまも映し出される予定という。

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