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井上真央

 主演を務めたNHK大河ドラマ「花燃ゆ」が、平均視聴率12.0%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)と、大河史上歴代ワーストタイ記録となる惨敗を喫した井上真央。

 ここ数年は、視聴者のテレビ離れが深刻で、大河ドラマ自体ヒット作を出せていない状況。

 さらに、同ドラマについては井上扮する主人公が幕末の思想家の吉田松陰の妹で、久坂玄瑞の妻の杉文と、歴史上の偉人としてはマイナーな人物ということもあり、放送開始前から苦戦が予想されていた。

 それでも、「NHKサイドとしては老若男女とくに年配層からもウケも良く、数多くのCMにも起用されるなど好感度の高い井上さんにたいする期待は大きかったですからね。ここまでの惨敗は想定外だったと思います。井上さんだけに惨敗の責任を問うのは酷だとも思いますが、ドラマがコケてたたかれるのは主演女優の業でもありますからね」とはスポーツ紙のテレビ担当記者。

 子役として芸能活動のキャリアをスタートさせて井上は、大学進学に向けた学業専念のために活動を休止した後、現在の所属事務所に移籍したのを機に女優として頭角を現す。 05年に、後に映画化もされる人気ドラマ「花より男子」シリーズの主演に抜擢されると、11年にはNHK朝の連続テレビ小説「おひさま」でヒロインを務め、同年公開の映画「八日目の蝉」では日本アカデミー賞の最優秀主演女優賞を獲得し、人気女優としての地位を確立した。

 別の芸能プロダクションの幹部はこう語る。

「井上さんの場合、演技力もさることながら、出世作となった“花男”はドラマ化される前から少女たちのバイブルとも言われる人気漫画で、主人公の牧野つくしのイメージともマッチしていたことから、同世代の女性たちの支持を得ることができた。それに加えて、朝ドラの『おひさま』で自分よりも年上の年配層も味方にできたことが、女優としての成功や世代を超えた好感度の高さに繋がっていると思います。このあたりは、井上さんの才能や努力もさることながら、作品選びなど所属事務所の巧みな戦略の勝利と言えるのではないでしょうか」

 実際、井上といえば、「嵐」の松本潤との交際が伝えられているが、熱狂的なファンが多く、自分の“担当”と交際や熱愛が報じられた相手に対しては、厳しい敵愾心を見せることで知られるジャニーズファンも、何故か松本と噂が立った井上に対してだけは、他のケースと比べて攻撃の手を緩めている観があるが…。

「松本さんのファンの間でも『結婚するなら井上真央としてほしい』という意見もあるように、このあたりは2人が出会った作品が人気少女漫画の“花男”であり、作中でも役のうえで結ばれていることや井上の好感度の高さも手伝っていると思います」(同芸能プロ幹部)

 そんな稀代の好感度女優である井上が、満を持て臨んだのが「花燃ゆ」だったわけだが、結果は大惨敗。その女優としてのキャリアにすっかり傷をつけてしまったわけだが、その“後遺症”はいまだに尾を引いているという。

 某民放テレビ局の編成担当は明かす。

「業界内に『思ったほど視聴率が取れない』というマイナスなイメージを植え付けてしまったうえ、『大河』で主演を務めたことで女優としての格が上がり、ギャラ単価もアップしてしまったことで、仕事を振りづらいというのが実状です。最近の若手女優は宮崎あおいさんしかり、上野樹里さんしかり、綾瀬はるかさんしかり、『大河』で主演を張ることで、女優としてのキャリアアップを図るのがトレンドとなっています。ぶっちゃけ、大河ドラマはNHKさんの制作ということで、我々民放のドラマやCMに比べるとギャラは安いし、撮影の拘束時間も長く、収入面だけを考えると、あまりおいしい仕事とは言えません。それでも、名誉やこうした“副産物”があるから引き受けるわけですが…。テレビ不況の昨今、我々からすれば格やギャラが上がることで使いにくくなる部分もあるし、まして視聴率がついて行かないのではなおさらです」

 実際、一時期に比べると最近テレビで井上の姿を見る機会が減っている印象もあり、一部では「松本との結婚準備では⁉」なんて声もあるが…。 「たしかに井上さんは結婚適齢期ではありますが、『SMAP』の独立騒動もあり、今後ジャニーズさんにとって『嵐』は今まで以上に大切な金看板になる。さすがに、メンバーの松本がこの時期に結婚ということはないでしょう」(同芸能プロ幹部)

  女優人生最大の逆風にさらされている井上だが、果たして復活はあるのか?

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