テレビの裏側をコッソリ暴露! 謎の業界人集団「チーム・スパイス」の業界裏日誌

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

0001

  アタシの手元には、これから会議で使う“番組アンケート”と呼ばれる資料がある。

  これは、ディレクターや放送作家が考えたいくつかの質問をまとめた紙に、タレントが直接書き込んで回答する、いわゆるトーク番組なんかには欠かせないモノなの。
 
  トーク番組では、出演者のキャラクターがうまく引き出せるかが大事になる。
  だから、公になっていない特技や趣味、恋愛経験、ハマっているモノ、家族のこと、職歴、面白エピソードなんかを事前にリサーチして、番組の構成や演出を考えるの。

  本来なら出演するタレントに直接取材すればいいんだけど、ひな壇形式のトーク番組なんかだと出演者も大勢いて時間も掛かるし、出演者にわざわざ時間を取ってもらって打ち合わせをしても、取材したことすべてを番組に反映させることはできない。
  ようは「お互いに効率良くお仕事しましょう」ってことね。
 
  番組出演前、事前にアンケートを所属事務所に送って、タレント本人に記入してもらい、それを返信してもらうってわけ。
  何でもマニュアル化されちゃうのって、ちょっと寂しいけど、打ち合わせのスケジューリングを考えると、この方法は“ベスト”じゃないけど“ベター”って感じかしら。

  で、今、書き込まれたアンケート用紙が目の前にあるんだけど、こういうのってそのタレントの性格が出るのよねぇ。
 
  ビッシリと用紙を埋め尽くすように書いてくれるマジメな人もいれば、「ない」とか「分からない」とかしか書いてなくて、やる気がまったく感じられない人もいる。
  「絶対、本人ではなくマネージャー”書いただろ!」って、ツッコミを入れたくなるモノもある。 まあ、売れているタレントは時間もないだろうから、送り返してくれるだけでもありがたいけどね。

  最近は、この“アンケート形式”を採用している番組が多くて、収録の時に楽屋にあいさつに行くと、そこでも他の番組のアンケートと格闘しているタレントもいたりする。

   そもそも勉強が嫌いで、芸能界に入った人も多いと思うんだけど、まるで学校の宿題をこなすかのように机に向かって色々と書き込まなきゃならないなんて、この世界に入る前はまったく考えたこともなかったでしょうね。

  それに、芸能人の字の上手い、下手なんていうのも分かっちゃう。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
関連記事