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  タレントの明石家さんまの冠長寿番組「さんまのまんま」が、9月いっぱいでレギュラー放送を終了することが発表された。

  番組終了の理由について、さんまは「ぶっちゃけた話をしますと、もう制作費が出ないんですね。今の放送局は不景気だから、申し訳ないでしょ。オレ、ギャラが高いねん。頑張って下げたりもしたんですけども、もう下げ切れずという感じ」や「とうとう制作費がオレに追い付かず」などと裏事情を暴露。

  さんま自身はギャラを下げることに抵抗はなかったものの、周囲とのバランスでそうもいかず、“苦渋の選択”だったことを明かした。

「制作はフジテレビの系列の関西テレビで、基本的に屋外ロケなどはなく、セットでのゲストとのトークが中心なので、番組1本あたりの制作費は500~600万ほどと言われています。ただ、そのうち、さんまさんのギャラは民放キー局の番組よりは下がるものの、150万円ほど。ほかに、ゲストのギャラもかかるので、制作費はギリギリの状態だったそうです」(放送作家)

  元々、潤沢(じゅんたく)ではなかった番組制作費の中で、さんまのギャラが負担になってしまっていたようだが…。

「芸能人にとって、ギャラ設定を下げることは自ら人気が落ちていることをアピールするようなものなので、タブーと言われています。しかも、さんまさんも話しているように、大物や売れっ子がギャラを下げると、“周囲”への影響も大きい。仮に、さんまさんや(ビート)たけしさん、タモリさんといった大御所がいっせいにギャラを下げようものなら、その下のクラスの芸人も格や実績、イメージの関係で下げざるを得ないでしょう。芸能人のギャラに関しては、確固たる目安があるわけではないので、逆に変えづらいという側面もあります」(同放送作家)

  そうした中、さんまに限らず、テレビ不況が叫ばれる昨今、各テレビ局にとって大物司会者のギャラは頭痛の種になっているという。

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