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  群馬・前橋市内の宿泊先ホテルの女性従業員に対する強姦致傷容疑で逮捕された女優の高畑淳子の長男で元俳優の高畑裕太が不起訴処分となり、9日に釈放された。

  高畑の逮捕に際しては、出演する番組のシーンの差し替えやカットなどが行われ、各方面にかなりの“損害”をもたらしたわけだが、被害者女性との示談が成立し、不起訴処分になったことの影響は大きい。

  NHKのドラマ班スタッフはこう語る。

「裕太の出世作となったのが、15年放送の土屋大鳳主演の朝ドラ『まれ』。すでにDVDボックスが発売されていますが、起訴されて公判で有罪になった場合、販売中止も検討されていました。当然、再放送もできなくなるところでしたが、不起訴処分になったことで、DVDの販売も継続。ほとぼりが冷めた頃には再放送もできそうです」

  高視聴率を記録した人気ドラマの中にも、出演者の不祥事により再放送やDVDなどの商品化ができなくなってしまった作品は意外に多い。

  近年では、09年に保護責任者遺棄致死罪と麻薬取締法違反で逮捕、起訴された押尾学や同じく09年に覚せい剤取締法違反で逮捕、起訴された酒井法子の出演作が挙げられるだろう。
  2人は売れっ子だっただけに、その“損害”はかなりのものだった。

「押尾の出演作だと、フジテレビの“月9”ドラマで松嶋菜々子主演の『やまとなでしこ』(00年)、同じくフジの天海祐希主演の『離婚弁護士』のスペシャル(05年)あたりが再放送できないのが厳しい。酒井は主演を務めた日本テレビの『星の金貨』シリーズ、主要キャストを務めたフジの『ひとつ屋根の下』シリーズがいまだに地上波での再放送が厳しい状況です。酒井の場合、スポンサー各社が地上波での起用に難色を示していますしね」(民放キー局の編成担当者)

  また、不祥事ではないものの、さまざまな要因が絡んで再放送への道が険しいドラマもある。
  年内解散が話題を集めている「SMAP」のメンバーが出演するドラマもその一例だ。

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