テレビの裏側をコッソリ暴露! 謎の業界人集団「チーム・スパイス」の業界裏日誌

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  午後5時半、オレは繁華街にある某ファミレスにいた。
  目の前には、セクシー女優Sとそのマネージャーがいる。

  隣の席には、サラリーマンらしき男性がコーヒーを飲みながら文庫本に目を落としているのだが、オレたちの会話が気になるのか、少し前からページをめくる手が完全に止まっている。
  明らかに耳がダンボ状態だ。

  テレビ番組の打ち合わせというのは、前もってタレントと実際に会って行われることもある。
  番組の内容を説明し、どのようなトークの流れにするか、こちらの希望することをやってもらえるかなどを確認する、いわゆる“事前取材”というヤツだ。

  打ち合わせには、ディレクターとADだけで行くこともあれば、取材をもとに台本を書く放送作家にも同行してもらうこともある。
  何しろ、放送作家の先生たちは弁が立つ人が多い。
  タレントを気持ち良くさせて、上手く話を引き出してくれるので、どちらかというと口下手なオレにとってはありがたい存在だ。
  彼らのギャラが高いのは、おそらくこういう部分も評価されているのかもしれない。

  相手が大物タレントとなると、プロデューサーが同行することもある。
  熱心と言えばそうなのだが、「わざわざ来ていますよー」的なアピールをしているように見えなくもない。

  打ち合わせの場所は、おもにテレビ局の楽屋や制作会社、タレント事務所の会議室などになるが、じつは意外にも誰もが利用している街中の喫茶店やファミレス、場合によっては、カラオケボックスなんてこともある。

  というのも、多忙なタレントは一日に何ヵ所も仕事の現場があり、移動も多く、その間に打ち合わせをしなければならない。
  近くにホテルのカフェやラウンジが都合良くあれば問題ないのだが、そうもいかないケースも多く、必然的に街中のお店でということになるのだ。

  喫茶店だと、個室や会議室があるところをあらかじめ抑えて打ち合わせに臨むのだが、適した店がない時もある。
  そこで、ファミレスやカラオケボックスの出番となるのだ。

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