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水木一郎

  “アニソン界の帝王”水木一郎が9日、東京・第一生命ホールで「水木一郎アニソンデビュー45周年記念ライブ ~GREATEST HERO SONGS~」を開催した。

  “アニキ”の愛称でも親しまれる水木は、1971年の『原始少年リュウが行く』でアニソンデビュー。
  以降、1200曲に及ぶアニメ・特撮ソングを歌い続け、今年45周年を迎えた。

  この日のライブでは、2016年の最新曲『オーブの祈り(「ウルトラマンオーブ』オープニングテーマ」」に至るまで、これまでに発表してきたテレビ主題歌ばかり、3時間以上にわたるステージを展開した。

  銀色に輝く衣装で登場した水木のステージは、72年放送のTVアニメ『変身忍者 嵐』OPテーマ『嵐よ叫べ』で幕開け。 『超人バロム・1』、『アストロガンガー』と同年のアニメ・特撮ソングをメドレーで披露し、会場は早くも「アニキ!」コールであふれかえった。
  そんなファンの熱気を感じながら、水木は「45年間、レコード歌手をさせて頂いて、こんなに幸せなことはない」と喜びをあらわに。
  ライブの構成に関して「テレビ主題歌のみにしました。『あの歌ないの?』と言われるのも覚悟のうえです」と語った。

  「この歌がなかったら当然、みなさんに会っていない」と、自身の思い入れもひとしおに披露した、71年のアニソンデビュー作で『原始少年リュウ』OPテーマ「原始少年リュウが行く」では、自然にわき起こる手拍子に包まれながら熱唱。
  MCでは「僕たちアニソン歌手は絶対に歌を崩さない、崩してはいけない。しかし、レコーディングの時はベストだと思っても、歌っていくうちに意味がわかってくることもあって、不思議なもので歌も成長してくるんです」と明かし、「みなさんもその当時の声を聞けば、思い出すこともあるでしょう。今日はなるべく(当時に)近づけて歌います」と、“アニソン界の帝王”としての矜持を見せつけた。

  さらに、78年の「宇宙海賊キャプテンハーロック」OPテーマ「キャプテンハーロック」で第1部を締めくくると、ストライプ柄のジャケット姿に着替えて第2部へ。
  ピアノの伴奏からしっとりと歌い上げた、78年の「ルパン三世」EDテーマ『ルパン三世 愛のテーマ』で幕を開けると、79年の「仮面ライダー(スカイライダー)」のOPテーマ『燃えろ!仮面ライダー』まで、70年代後期の楽曲を惜しみなく披露。

  この段階ですでに34曲ものヒーローソングを熱唱してきた水木であるが、「来年の1月にはバースデーライブをやります」と、9月28日に発売されたアルバム『水木一郎 レア・グルーヴ・トラックス』に収録されている、挿入歌といった主題歌ではない楽曲披露への意欲も燃やしながら、「好きだけど歌えなかった曲を歌いたい!」と80年代のコーナーへ突入。
  80年の『燃えろアーサー 白馬の王子』や81年の『百獣王ゴライオン』、82年の『ゲームセンターあらし』など、数々のアニメ主題歌を熱唱した。

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