テレビの裏側をコッソリ暴露! 謎の業界人集団「チーム・スパイス」の業界裏日誌

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「これ、みなさんでどうぞ!」

  両手一杯に紙袋を提げたマネージャー2人を引き連れて、大物俳優のKが番組プロデューサーにそう告げた。
  楽屋に戻るKの背中を見つめながら、その場にいたスタッフのテンションが上がるのが分かる。

  番組の収録というのは準備から本番、片付けまで長時間にわたり、場合によっては丸1日かかる。
  文字どおりスタジオに“缶詰状態”なのである。

  そうなると、唯一の楽しみが食事となるわけだが、ロケ弁当はそのグレードの高さに最初こそ驚くものの、何度も食べていると、だいたい主要の弁当屋のモノは制覇するので、たまには他のモノも食べたくなるのが心情だ。

  こうしたスタッフの思いを知ってか知らずか、はたまた貧乏ゆえに日頃栄養価の高いモノを口にしていないテレビマンへの“お情け”なのか、出演者のタレントたちから“差し入れ”が届くことがある。

  差し入れは番組の規模にもよるが、スタッフ、そして出演者とその事務所関係者なども含めると、50人~100人分は用意しなくてはならない。

  しかも、売れっ子芸能人ともなれば見栄もあるので、「老舗○○」だったり「超有名○○」だったり、「人気で手に入らない○○」だったりと、いずれも“高価”、“美味”、“希少”そして“センスの良さ”を感じさせるモノがテッパンとなる。
  余計なお世話だが、「一体いくらかかっているのか?」といつも頭の中のそろばんを弾いてしまう。

  今回、Kの差し入れは、「たまごサンド」だった。
  もちろん、ただの「たまごサンド」ではない。
  中の具が普通の卵ではなく、“出汁巻き玉子”という変わり種なのだが、ふわふわの食感と絶妙なマスタードの香りがたまらない。
  あまりの美味さに思わず、もう一つと自然に手が伸びる。

  珍しい差し入れをわざわざお店まで行って買って来てくれる人もいれば、手作りの料理やお菓子を持ってきてくれる人もいる。

  若い女性タレントやアイドルだと、ケーキやクッキー、チョコレートなど可愛らしいスイーツであることも多く、某30代の女性タレントは自分で漬けた“ぬか漬”を持って来たことも…。

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