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  「2016ユーキャン新語・流行語大賞」の「年間大賞」とトップ10が今月1日に発表され、年間大賞は「神ってる」に決まった。

  先月17日に発表された候補語には、「アスリートファースト」、「新しい判断」、「歩きスマホ」、「EU離脱」、「AI」、「おそ松さん」、「神ってる」、「君の名は。」、「くまモン頑張れ絵」、「ゲス不倫」、「斎藤さんだぞ」、「ジカ熱」、「シン・ゴジラ」、「SMAP解散」、「聖地巡礼」、「センテンススプリング」、「タカマツペア」、「都民ファースト」、「トランプ現象」、「パナマ文書」、「びっくりぽん」、「文春砲」、「PPAP」、「保育園落ちた日本死ね」、「(僕の)アモーレ」、「ポケモンGO」、「マイナス金利」、「民泊」、「盛り土」、「レガシー」の30語がノミネート。

  例年のことながら、候補語の中には「流行語」としては違和感を覚えるフレーズも入っており、インターネット上では「これって本当に流行った?」、「周りで使っているのを聞いたことがないけど」など厳しい意見もチラホラと見受けられた。

  そして、今年の年間大賞にはプロ野球・広島の緒方孝市監督が、2試合連続でサヨナラ本塁打を放った鈴木誠也外野手を表した「神ってる」が選ばれ、昨年の「トリプルスリー」に続き、プロ野球界から2年連続の「年間大賞」受賞となった。

  また、「ゲス不倫」、「聖地巡礼」、「トランプ現象」、「PPAP」、「保育園落ちた日本死ね」、「(僕の)アモーレ」、「ポケモンGO」、「マイナス金利」、「盛り土」がトップ10入りを果たした。

  そもそも、「流行語大賞」といえば、数年前まではお笑い芸人の受賞が目立った。 2014年には「日本エレキテル連合」の「ダメよ~ダメダメ」が、2012年にはスギちゃんの「ワイルドだろぉ」が、2008年にはエドはるみの「グ~!」が、それぞれ「年間大賞」を受賞していた。

  そうした中、今年は昨年に続き、プロ野球界から2年連続の「年間大賞」受賞となったわけだが、芸能評論家の三杉武氏は同賞の選考のポイントについてこう語る。

「『ユーキャン新語・流行語大賞』に関しては、毎年『年間大賞』が発表される授賞式が開催されますが、授賞式を行う以上は、“受賞者が授賞式に出席してくれる”候補語が有利になる。とくに、最大の注目を集める『年間大賞』に関しては、この傾向がかなり強いと思います。授賞式のトリを務めて、最も注目が集まる『年間大賞』の受賞者が欠席では、式典自体が盛り上がりに欠ける。さらに、マスコミの取り上げ方も尻すぼみになる可能性もありますからね。『年間大賞』の受賞者が授賞式に出席し、喜びのコメントなどを発することで、そのことが多くのマスコミに報じられて、結果的に同賞の権威も高まるというわけです」

  そのうえで、こう続ける。

「お笑い芸人にとって自身のギャグなどがフューチャーされる同賞の受賞は喜ばしいことですし、授賞式は晴れの舞台。よほどのことがない限り、授賞式には出席するでしょう。また、プロ野球選手もこの時期はオフシーズンということで、授賞式に出席する可能性は高い。結果、プロ野球選手やお笑い芸人が『年間大賞』に選ばれるケースが多いのだと思います」

  主催者サイドの目論見どおり?年々注目が高まっている「ユーキャン新語・流行語大賞」だが、来年はどんな言葉が「年間大賞」に輝くのか?

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