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  11月から視聴率調査会社の株式会社ビデオリサーチが従来の視聴率に加えて、録画再生で見られた「タイムシフト視聴率」を反映した「総合視聴率」を発表して話題を集めている。

  これまで視聴率といえば、放送と同時に番組を見た視聴者の割合を示す「リアルタイム視聴率」だったが、新たに録画を7日以内に視聴した推定値である「タイムシフト視聴率」も反映した「総合視聴率」のランキングも明らかにされることとなった。

  同社は10月3日から関東地区の視聴率調査世帯数をこれまでの600世帯から900世帯に拡張し、「タイムシフト視聴率」の調査を実施。

  その結果、同日から同30日までの集計で関東地区の「総合視聴率」のトップになったのは、同月13日にテレビ朝日系で放送された米倉涼子主演ドラマ「ドクターX・外科医・大門未知子」で、視聴率20.4%、タイムシフト9.5%の計28.3%。
  2位は同月3日放送のNHK連続テレビ小説「べっぴんさん」、3位は同月29日放送のプロ野球日本シリーズ・広島対日本ハムの第6戦(日本テレビ)、4位は同月16日放送の「DASH×イッテQ! 交換留学2時間SP」(日テレ)、5位は同月25日放送のドラマ「逃げるは恥だが役に立つ」(TBS)となった。

  さらに、今月に入って同月6日放送の「逃げるは恥だが役に立つ」の第9話が、「総合視聴率」で30.0%を記録したことも報じられた。

  全国紙の放送担当記者は「タイムシフト視聴率」と「総合視聴率」の導入についてこう語る。

「現代人のライフスタイルの変化に伴い、リアルタイムでテレビを見る人が減る中、以前から録画視聴率の導入が検討されていましたが、ついに本腰を入れはじめたといったところでしょう。10月3日から30日までの結果から明らかになったのは、スポーツ中継は“リアルタイム派”が大半で、日本シリーズ第6戦の『タイムシフト視聴率』はわずか1.3%。逆に、『タイムシフト視聴率』が『リアルタイム視聴率』を上回った『逃げ恥』をはじめ、民放各局のドラマは『タイムシフト視聴率』の高さが目立った印象です」

  試合内容や結果を早く知りたいスポーツ中継などが「リアルタイム視聴率」が高い反面、ドラマなどは「タイムシフト視聴率」が高くなるのは、至極当たり前の現象とも思える。

  だが、その一方でテレビ局にとっては頭の痛い問題にもなっているという。

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