テレビの裏側をコッソリ暴露! 謎の業界人集団「チーム・スパイス」の業界裏日誌

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

000

  午後5時半、オレは某病院の病室にいる。

  一緒に番組を制作しているプロデューサーのK氏のお見舞いだ。
 
  普段、肩からセーターこそ掛けてはいないが、これぞ昭和のテレビマンといったノリで、さまざまなヒット番組を手掛けてきた、エネルギッシュなK氏。
  何しろインフルエンザにかかった時でさえ、ロケ現場にやって来たほどだ。
  この時はチーフディレクターに怒られて、すぐに帰宅したが…。

  バブル時代のCMではないが、「24時間戦えますか?」の精神で一体いつ寝ているのかと思うほど徹夜をいとわない。

  それだけに、ガンを患ったと聞いた時はショックを受けたが、どうやらステージも初期ということで、手術を施せば命に別条はなさそうだ。

  本人も至って元気で、「今どきの大人はガンぐらい患ってないと一人前とは言えないだろ」と、いつものように軽口を叩いている。
  きっと今回のてん末も、復帰後面白おかしく話しのネタにするだろう。
  もしかすると、番組の企画も何か考えているかもしれない。
 
  かつては不治の病とされていたガンも早期発見ならば、近年は完治する患者も多く、 業界内でもガンから生還し、以前と同じように仕事に復帰している仲間が何人もいる。

  あるディレクターもガンを患ったのだが、じつは発覚したキッカケが性病検査だった。

  海外ロケから帰国し、それとなく思い当たる節があったため、検査に出掛けたところ、性病ではなくガンが発見されたというわけだ。

  本人は「いやー、あの時の女の子に感謝だよー。だって検査に行かなかったら絶対にガンって分からなかったんだからさぁ。いや~自分がエロい男でこれほど良かったことはなかったよ」と妙な感激をしていた。

  性病を伝染されたことは、もはやどうでもいいらしい。
  このディレクターも手術後、無事に復帰を果たした。

  今でこそ受動喫煙の問題もあり、愛煙家の肩身は狭いが、かつてプロデューサー、ディレクター、作家など多くの番組スタッフは、それがアイデアをひねり出す武器かのように、番組の会議中に何本もタバコを吸っていた。

  煙が充満した室内は、まるで霧がかすんだようで、どう考えても体にいいわけがない。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
関連記事