テレビの裏側をコッソリ暴露! 謎の業界人集団「チーム・スパイス」の業界裏日誌

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「この中で知っているのオレぐらいか?」

  最近は、昭和を回顧する番組が増えている。 歌、バラエティー、スポーツ、政治、経済、文化、事件、事故と懐かしい場面が取り上げられている。
  2020年の東京オリンピック・パラリンピックまであと3年ということで、1964年の東京オリンピックを振り返る番組もある。

  敗戦から復興、そして経済成長を遂げていく1960~70年代の日本は、とにかく国民みんなが貧乏から脱出しようとがむしゃらに働いた。
  それにより、日本は世界に誇れる経済力と技術力を手にした。

  さすがに70歳以上のテレビマンというのは数が少ないが、それでも定年後も仕事を続ける人が増えたため、その時代に青春を送っていたスタッフは水を得た魚のように喜々として、当時の思い出を語る。

  もちろん、大方のスタッフは生まれる前、あるいはまだ幼少期であることから、彼らの会話にはついていけず、結果冒頭のような言葉が飛び出すわけだ。

  1980年後半から1990年前半は、日本はバブル景気に沸いた。
  土地の値段、株価がグングン上がり、好景気が続く。

  いわゆる「バブル世代」のテレビマンの話は、自分たちの世代からすると一体どこの国のことだと言わざるを得ない。
  なにしろ、スーパーカーで編集室に現れたディレクターもいたそうだ。
  それくらい、みんな金回りが良かったという。

  彼らの世代は車好きが多く、今でも車に関しては一過言ある人たちばかりだ。
  だから「車を持たない、乗らない」という若者に対して、希少生物でも見るかのように驚く。

  いわく、「車がなくて女をどう口説くのか?」というのが彼らの口グセである。

  また、当時はテレビマンも株を買い、不動産投資を行っていた。 インターネットやスマホがない時代だったため、収録や編集、会議の合間に、証券会社や不動産会社に連絡を取っていた人たちがいたそうだ。

  会社のボトルが常にキープされ、ツケ払いがきく飲み屋もあったため、アルコールには困らず、財布の中身がスッカラカンでも飲み歩くことができたという。

  ただ、バブルは弾けた。
  それによって路頭に迷う人たちもいた。 ご存じのとおり、テレビ業界もその影響をモロに受けた。 「失われた20年」とも言われた日本経済は低成長が続き、各企業が広告費の見直しを行ったため、番組予算が削られるようになったのだ。

  しかし今、バブルブームが再来しているという。

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