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  演歌歌手・氷川きよしの座長公演、明治座6月「氷川きよし特別公演」が30日、千秋楽を迎えた。

  6月2日から30日まで約1ヵ月にわたって43公演という長丁場で、期間中は延べ6万200人もの観客が明治座を訪れ、芝居とコンサートを楽しんだ。

  第1部では、市川正による脚本・演出の舞台「ねずみ小僧」を上演。
  これまで「銭形平次」や「め組の辰五郎」などさまざまな役を演じてきた氷川が、今回はねずみ小僧に挑戦し、昼は気の優しい花火職人の次郎吉、夜は弱きを助け悪をくじく“ねずみ小僧”という2面性のある役を活きいきと演じた。

  今回は客席をあやめの花に見立てて、氷川演じる次郎吉が「今日はとくにキレイだね」と眺めてみたり、ねずみ小僧が追われる場面では客席を江戸の町に見立てて駆け回るなど、これまでにない演出で客席をわかせた。
  また、岡っ引きの彦蔵役を演じた曾我廼家寛太郎と、ちょっととぼけた次郎吉役の氷川との軽妙な掛け合いでは、毎回アドリブを交えたやりとりで会場の笑いを誘った。

  第2部では、「氷川きよしコンサート 2017 in 明治座」と題して、通常のコンサートツアーとは異なるセットと構成での特別コンサートを開催した。

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  今年3月に発売以来、好評の『男の絶唱』をはじめ『博多祇園山笠』や第1部の芝居のテーマソングにもなっていた『きよしのねずみ小僧』、昨年の「NHK紅白歌合戦」でも話題となった『白雲の城』など、5月30日に発売したアルバム『新・演歌名曲コレクション5-男の絶唱-』の収録曲を中心に、“演歌界の貴公子”と呼び声高い氷川らしく全17曲を熱唱。
  休演日を挟んで前半と後半では一部楽曲を変更するなど、趣向を凝らした構成でファンを盛り上げた。

  千秋楽ではアンコール後、第1部で出演した役者の面々もステージへ登場。
  観客も盛大な拍手とペンライトの波で、座長を務めあげた氷川と座長を支えた共演者を労った。

  約1ヵ月の座長公演を終えて氷川は、「明治座6月公演を無事に終えることができました。6月2日初日から6月30日千秋楽まで、43公演を行わせて頂きましたが、連日、たくさんのお客様にお越し頂き、盛り上げて頂いて、感謝の気持ちでいっぱいです。みなさま、本当にありがとうございました」と感謝。

  芝居については、「共演者のみなさまが本当に良い方ばかりで、あたたかく包んでくださり、スタッフのみなさま、関係者のみなさまも、本当に温かくサポートしてくださって、梅雨空を吹き飛ばすような、爽やかで人情あふれる、ねずみ小僧の舞台になったのではないかと思います。僕自身も、これまでで一番楽しんで、自分らしく自然体でやれたのではないかなと思います」と達成感をにじませた。

  1ヵ月にわたる長期の公演に関しては「共演者のみなさまに『段々、元気になっていったので不思議だった』とおっしゃって頂きました。本当にそのとおりなんです。とにかく、毎日が楽しかったです」。

  さらに、「29日間で、たった1日だけしか休演日が無かったのですが、劇場に通う毎日のリズムができて、かえってそれがよかったのかもしれません。“規則正しい生活を心掛けましょう”とよく世間で言われていますが、納得です! 今年、9月6日に40歳になりますので、健康管理にも気をつけないといけませんから(笑)」と冗談まじりに語った。

  そして最後に氷川は、「今年下半期は、『男の絶唱』でさらに頑張ります」と意気込んだ。

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