テレビの裏側をコッソリ暴露! 謎の業界人集団「チーム・スパイス」の業界裏日誌

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「いや~、あの身代わりの早さには驚いたよ!」   

  何かミスをすると、それなりの処分が下されるのはどんな業界も一緒だろう。

  あるプロデューサーは、担当番組のADがロケ先に許可を取らずに撮影したことが発覚。
  それ以来クビを覚悟して、しばらく胸のポケットに辞表をしたためていたらしい。

  また、あるディレクターは、撮影中にちょっと恐い人たちと揉めてしまい、数時間にわたって強面数人と密室で楽しくない時を過ごしたという。

  誰もが失敗したくてするわけではないが、テレビは一つの失態が事を大きくする可能性が高く、責任者のクビを差し出さなければならない。
  今の時代、丸坊主にしたところで、責任の“せ”の字も取ったことにはならず「イメチェン」くらいにしか思われないのだ。

  失敗した張本人が一緒になって謝り倒し、最終的な処分を受け入れてくれるのであればまだ納得もいくが、先の辞表を胸ポケットに入れていたプロデューサーは、事の発端であるADが逃げてしまい、すべての責任を被せられた。

  ちなみに、プロデューサーは騒動の発覚から2日後に携帯電話に出ないAD宅まで行ったのだが、すでにアパートの部屋はもぬけの殻だったという。

  番組制作会社に勤めるKは、優秀なディレクターでゴールデンタイムの番組を担当していた。
  関西出身ということもあり、お笑いのセンスもあるし、また教養も人並み以上に身につけていた。
  バラエティも情報系も何でもこなすことができる人物である。

  しかし、このKが珍しくミスを犯した。
  ある貴重な作品の撮影許可を取っていなかったにもかかわらず撮影を決行し、放送してしまったのである。

  前述したように、ロケの撮影はもちろん、タレントの肖像権、映像や画像の二次使用、 クイズ番組などの問題の引用、本からの抜粋などなど、テレビを制作していくうえで参考にした、使用したモノに関しては、“著作権者”やその“代理人”に必ず許可を取る必要がある。

  そうしておかないと、使用後に勝手に使われたと訴えられ、大きなトラブルに発展しかねないからだ。
  とにかく、テレビの世界では使用許可を取るというのは絶対にやらなければならないことなのだ。

  Kは作品を借りる相手から許可を取ったつもりでいたのだが、実際は意思の疎通が上手くいっていなくて、許可は下りていなかった。
  放送を見た作者が大激怒し、かなり大きな問題に発展したのだ。

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