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YOSHIKI

  人気ロックバンド「X JAPAN」のリーダーYOSHIKIがプロデュースする香水が発売されて、話題を呼んでいる。

  最近ではインターネットの普及もあり“ブログビジネス”などが芸能界では花盛りだが、一方でいまだに根強いのが芸能人によるアイテムやグッズ、飲食店などのプロデュースビジネスだ。

  日本では80年代後半に、多くの芸能人がタレントショップを立ち上げて一大ブームとなったが、その大半が今では姿を消している。

  とはいえ、そういったビジネスがまったくダメになったというわけではない。

  当時のタレントショップはバブル経済の追い風を受けて、規模を拡大していく中、芸能人の知名度や人気に過剰に頼り過ぎ、グルメなイメージのないタレントのプロデュースしたスイーツやオシャレなイメージのないタレントがプロデュースした美容グッズなど、次第にまったくタレントイメージとそぐわない商品も大量に扱うようになった。

  そうした商売っ気丸出しの姿勢が、結果的に自らの首を絞めて、多くのタレントショップが廃れていった。

  当時に比べて日本経済が低迷し、“モノが動かない”と言われる昨今でも、タレントイメージとピッタリと合致し、タレント本人もかなり力を入れているプロデュース商品や飲食店などであれば、ファンを中心に支持を集めるケースも多々ある。

   ただし、「昔に比べると、ファンや消費者の目も相当シビアですからね。あからさまにビジネス優先で動いたりすると、物が売れないだけでなく、アンチファンなどに叩かれてタレントイメージを傷つけることにもなりかねません。プラス面も大きい一方でリスクもそれなりに高いですよ」とは芸能プロダクションマネジャー。

  そうした中、今回YOSHIKIがプロデュースしている香水も、ファンを中心に話題を振りまいているという。

「そもそもYOSHIKIさんは23年前にも香水をプロデュースしており、その時もかなりの人気を集めました。YOSHIKIさんのタレントイメージと香水という商品も、しっくりとくるのでしょう。さらに、企画から2年の歳月をかけてようやく発売にこぎ着けたというあたりにも、YOSHIKIさんのこだわりや本気度が伝わってきます。実際、企画当初にYOSHIKIさんは『(香水に)自分の血を入れたい』と話していたとか(笑)  現実的には難しく、ボトルを紅く染めることで、血のイメージを打ち出したそうですが」(音楽業界関係者)

  プロデュースする香水に自らの「血」を入れようとするとは…。

  これが他のタレントならば、にわかには信じられないエピソードだが、数々の“伝説”を残してきたYOSHIKIだけに納得させられてしまう。
  こうしたYOSHIKIの稀有なイメージも、「香水」人気を後押ししているのだろう。

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