年内でグループを卒業する「AKB48」の渡辺麻友が18日、神奈川・パシフィコ横浜で開催された「AKB48 49thシングル『#好きなんだ』大握手会」に参加し、最後の握手会を行った。
渡辺は、10月31日にさいたまスーパーアリーナでの卒業コンサートを終え、年内での「AKB48」からの卒業を発表しており、この日すべての握手会を終えた。
渡辺は、「私のAKB48人生11年間の最後の握手会を無事に終えることができました。みなさんと握手するのが日常の中に当たり前にあったから、ふと気づいた時にさみしさが訪れてくるんだろうな、と思います。こんなにたくさんの方に見送られて握手会を終えることができて、本当に幸せです。みなさん本当に11年間ありがとうございました」。
集まったファン一人ひとりにあいさつしながら端から端まで手を振りながら歩き、サプライズで渡辺自らデザインしたウサギのキャラクター“むちち”の着ぐるみ中に入っていた同期の柏木由紀とじゃれ合う場面もあった。
渡辺は、「今日はみなさんに感謝の気持ちを伝えられたので、これからは私個人の活動を通してみなさんに感謝の気持ちを伝えていければいいなと思っています。卒業しても応援してくれたらうれしいです」と笑顔を浮かべると、ファンからの大歓声に手を振りながら会場を後にした。
なお、渡辺の卒業公演は12月26日に東京・秋葉原のAKB48劇場で行われる予定。